おすすめ本★10代のための疲れた心がラクになる本
院長ブログ
「10代のための疲れた心がラクになる本」長沼睦雄著 (誠文堂新光社 1300円+税)
当院には心身症を患ったり、起立性調節障害の方がこれまで何人も見えられております。
これらの症状は、その人の心や精神力の弱さによるものと思われがちですが、実際は発育段階における脳機能のトラブルであると考えられます。
そのためにオステオパシーの頭蓋仙骨療法などが効果を発揮することが多々あります。
疲れて正常に働かなくなった脳中枢の機能を回復させるのが手技療法としての最善の働きかけ、お手伝いとなりますが、この本では精神科医としての立場からこれらの症状の原因が記されており、脳中枢の発育段階における症状に対する向き合い方、捉え方が示されているとも言えます。
発育段階におけるこれらの症状でお困りの方、そのようなお子様のお父さん、お母さんも是非ご一読されることをお勧めします。
きっと心が軽くなり、症状に対する向き合い方も変わってくると思います。