デスクワークにひと工夫
院長ブログ
先日、見えられたお客様のお話なんですが、この方はウェブ関係のお仕事をされており、一日何時間もパソコンに向かっているそうです。
そのため、首や肩の凝りが強く、現在、2カ月おきくらいに当院にご来院いただき、お身体のメンテナンスをさせていただいております。
この日はいつになく骨格や筋肉の状態がよく、「今日はいい感じですね」などとお話ししていたのですが、「最近、仕事する時にマウスの位置をデスクから少し低いところにおいてやっているんですよ。」とのこと。
通常、パソコンの置かれているデスクの上にマウスもあり、その高さでマウスを操作するものですが、この方はパソコンの置かれているデスクの横や前にデスクの高さよりも低い高さの箱のようなものおいて、そこでマウスの操作を行なうようにしたところ、首や肩の疲れがこれまでよりも起きにくくなって長い時間のデスクワークも以前よりこなしやすくなったとのことです。
確かにパソコンの置かれているデスクの上に肘を置いてみると、肩が少し上がった感じになって背中は少し丸くなり、首も前に出やすくなります。
これに比べてマウスを操作する手の位置が少し下にあるだけで、肩は自然に下がり、背中は真っ直ぐになり、肩や首の負担は大きく軽減されるようです。
数分の作業であればそれほど大きな疲労はないのかもしれないけれど、これが何時間、それも毎日のように繰り返されるとなると、その蓄積による筋拘縮がやがて深刻な状態へと変わってしまうことは容易に想像されます。
私の場合、それほど長い時間のデスクワークを行なうことはそうそうありませんが、デスクの高さよりも少し低い高さであるオフィスワゴンでマウスを操作してみたところ、肩や首の感じが全然良かったです。
毎日、デスクワークでパソコンの作業に取り組まれる方はこのようなちょっとした工夫でその負担を軽減させることができそうです。
オフィスワーカーの皆さん、是非、試してみて下さい!