院長ブログ

 

おすすめ健康法！

今回はコンブチャ！

一昨年の12月頃、お客さんの方が「これ自分で作って飲むと身体にいいですよ」と持って来てくれたのが、グラスの容器に入った茶色い液体とその中に浮かぶ不気味な物体・・・。

聞くと、茶色い液体は「コンブチャ」という飲み物で、その中に浮かんでいるキノコのような物体が「コンブチャ」という飲み物の元だと言うことです。

コンブチャ？なんぞや？
最初は昆布のお茶かと思っていましたが、そうではなく、モンゴル原産の発酵飲料でシベリアで伝統的に飲まれている健康食品なんだとか。

紅茶に砂糖を加えて、一見、キノコのようにも見えるゲル状の塊を漬け込むことで発酵させるので、紅茶キノコとも呼ばれているようです。
そして、コンブチャには植物性の乳酸菌がたくさん入っているのだそうです。

おなかの働きをよくしてくれる、つまり、整腸効果が高いことで知られていて、有名なハリウッド女優やアメリカのセレブの間では美容と健康にいいということで広まっているとのことです。

一般に整腸作用があるものとしてはヨーグルト等に含まれている乳酸菌がありますが、ヨーグルトなどの乳酸菌は動物性で、動物性の乳酸菌はその大半は胃で死んでしまうとのことです。
しかし、コンブチャの乳酸菌は植物性で、これは生きたまま腸に届くらしいのです。

いただいたコンブチャの元を「株」と言うらしいのですが、その「株」から作ったコンブチャを、もう1年以上、飲み続けています。
おかげさまでおなかの調子はすこぶるいいです！

そう言えば、「セロトニン」という人を幸せな気持ちにさせてくれる脳内ホルモンがありますが、このホルモンは脳から出ていると思われがちですが、意外とその90％以上は腸から出ているらしいのです。

ですので、おなかの調子がよくなると気分もいい！

普段はこんな感じでポットに入れて発酵させて、2週間くらいたったら別の容器に移し変えて冷蔵庫に入れておいて、1日にひとり50CCくらいずつを家族全員で飲んでいます。

こんな風に、発酵飲料や発酵食品を食生活の中に取り入れていく健康法を「菌活」と言うみたいです。

コンブチャの元となる「株」と紅茶と砂糖さえあれば2週間くらいで出来上がりますので、興味のある方は「菌活」、是非、やってみて下さい！