092-883-1880お問い合わせ

※完全予約制につき、事前に必ずお問い合わせください。
また、営業電話は一切お断りしています。

院長ブログ

院長ブログ

まず行動 やる気オン

読売新聞、3月15日の記事です。

「行動を変える「やる気」はどこでうまれるのだろう。
脳科学に詳しい篠原菊紀・諏訪東京理科大教授は、行動と快感を結びつける働きをする大脳基底核の「線条体」に注目する。「リハビリ時や、高齢者が運動を始める時には、恐らく相当なやる気が必要になる。でも『やらなきゃいけない』という義務感だけでは人は変わらない」
じゃあどうするのか。面白いことに、やる気のスイッチを入れるには2通りの方法があるのだという。
一つは「快感」。その行動が達成感を生むとか、人生いいことが起きそうだと予測できれば、人はそうした行動を取りやすくなる。
報酬(ドーパミン)神経系は「だまされやすい」ので、自分で自分をほめたり、小さな目標を設定したりするのも手だという。
もう一つは「行動」そのもの。「行動と快感を結びつけている線条体は、快感を伴わなくても、行動を起こすことで火を付けられる。四の五の言わずにやる、というのも一理あるのです」
運動をすると、脳の「システム変更」が起きやすくなる、と篠原教授は言う。快感を伴う行動や運動を続けると、その情報伝達回路が強化されるということらしい。
そしてそれは長い目でみれば、わたしたち自身を「変える」ことにもつながっていくのだ。」とあります。

運動をすることで体調がよくなったり、頭がすっきりしたりといった経験がある人は、運動に取り組むことが面白くなって、それで運動を続けることができますが、そのような経験が乏しい場合、運動を始めよういう気持ちになるのは難しいですね。
ここは理屈抜きに、とりあえず「やってしまえ!」と運動してみるのもいいのかもしれません。
そして、そのことによって運動が身体にも脳にもいいということが身体で理解できたら、運動することが気持ちよくなって、自然と運動をすることが習慣になるのだと考えられます。

まだ運動に取り組めていない皆さん、ここは「ポン!」と小さなハードルを飛び越えてみることをお勧めするところです。
新しい世界が広がりますよ~!

TelMailAccess