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院長ブログ

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ハンズオンセラピー式頭蓋仙骨療法

 

 

頭蓋仙骨療法

オステオパシー療法の数ある技術の中でも、特に高度とされるテクニックに頭蓋仙骨療法(クラニオ・セイクラル・セラピー = C・S・T)があります。

単なる頭蓋骨の矯正技術とは異なり、脊髄を覆っている硬膜に働きかけ、神経機能の修復や回復に大きく貢献します。
原因のよくわからない不定愁訴とよばれる症状などに特に効果を発揮すると言われます。

頭蓋骨の微小な動きを読みとるための、高度で繊細な触診技術を必要とし、わずか5グラム(便箋一枚くらいの重さ)という微弱な力によって頭蓋骨に起きている変調を修復していきます。

頭蓋仙骨療法では、頭蓋骨を後頭骨、前頭骨、頭頂骨(左右)、蝶形骨、側頭骨(左右)、顎関節の8ブロックに分けて施術を進めていきます。

そのため、全ての頭蓋骨を施術しようとしたら、有に1時間以上の時間を必要とします。

当院では、この頭蓋仙骨療法の施術効果を変えることなく施術に要する時間を如何に短縮するか、ということをテーマに研究、実践を繰り返してきた経緯があります。
それは施術の現場において頭蓋骨に関連する硬膜の問題と、必要と思われる筋膜の問題を関連付けて考察することが必要と考え、そのことによって、症状の全体像をとらえていくという施術スタイルの確立を目指していたからです。

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頭蓋仙骨療法をハンズオンで

頭蓋仙骨療法をハンズオンに置きかえて使いこなすことで、結果、頭蓋骨の施術を10~15分くらいに短縮することに成功し、毎回の施術の中に頭蓋仙骨療法を組み込み、筋膜、硬膜の両面からの施術効果の引き上げに至っております。

施術に於いては重要と思われる後頭骨、強い筋力を持つ顎関節、全ての頭蓋骨と連結している蝶形骨の3パーツに絞り込んで施術調整することで、症状にかかわらず、頭蓋骨全般の可動性を引き上げることが可能となりました。

そして、必要と思われる方に対しては、それ以外のパーツを追加して施術を進めます。
例えば、うつの方の場合は前頭骨、めまいの方の場合は側頭骨をあわせて診るといった具合です。

頭蓋骨の施術時間を短縮することで、毎回、必要と思われるほぼ全身の施術を行なうことが可能となり、お身体全体の状態を把握して、尚且つ、漏れの少ない施術を提供することが出来るようになりました。
それは、ハンズオン式頭蓋仙骨療法と言ってよいもので、現在までに、驚くべきお身体の反応や施術の効果を確認しております。

施術の現場では、今なお、新しい発見があり、施術の手法は常に変革され続けています。

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次回も、ハンズオンセラピー式頭蓋仙骨療法としてのコメントを追加したいと思います。

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