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院長ブログ

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パソコン病 ★パソコン病★ 福岡市西区早良区の整体院 ハンズオンセラピージョウ

前回、筋肉は適切な負荷に対してそれに対応して変化していく特性があり、それによって、筋肉のしなやかさを維持することが可能となる、すなわち、健康維持のためには筋肉は使ってなんぼ!というお話しで締めくくりました。

 

新しい労働形態

さて、現代人は文明の発達に伴い、昔にはなかった近代的な労働形態が多くあります。

長時間の車の運転やパソコンの作業等がこれに相当します。
これは、筋肉は使ってなんぼ!という考え方するとその正反対の作業形態と言えます。

車の運転も長時間となると、同じ姿勢のままで目と腕以外の身体のパーツはほぼ運動しない状態におかれます。
そのため、腰や股関節周辺の筋肉は硬くなりやすく、腰痛の原因になると言われます。
そして、運転の際、神経は無意識に緊張状態におかれ、これも近代的な、言わば神経労働のひとつと言えます。

 

パソコン病

近代的な神経労働と言えば、パソコンによるオフィスワークはその代表的なものと言えます。
オフィスワークによる体調不良はパソコン病とか、デスクワークシンドロームとも呼ばれています。

ウィキペディアによると
「パソコン病(パソコンびょう)とは、パーソナルコンピューター(PC)を用いた事務作業を長時間続けることによって生じる体調不良を指す俗称である。
PCが存在しなかった時代には、目や視覚を長時間、過度に酷使する様な作業環境は特殊な職業を除いてあまり存在しなかったが、現代ではほとんどの企業の事務所内においてPCによって事務作業を行なうことが主流となり、PCがこれらの作業者の健康に与える悪影響が顕在化するようになった。このようなPCを用いた事務作業によって、目や視覚神経に与える直接的な負担や、手や肩、腰への負担に加えて、単調な作業でありながら誤りが許されない精神的な負担といった、心身への複合的な影響から生じる諸症状をまとめて「パソコン病」、または「パソコン・デスクワーク症候群」と呼ばれることがある。関連する同様の症状に、VDT症候群やテクノストレスがある。
主な症状は一般に、目の疲れ・肩こり・腰痛・頭痛・めまい・慢性疲労とされる。」
とあります。

パソコン作業によって生じる体調の低下は時に深刻な症状に発展することがあり、決して侮れないものがあります。

私も仕事でパソコンに長時間向き合うことがあります。と言っても私の場合、長くても1時間くらいなのですが・・・。

パソコン作業をやっていて感じるのは、時間が経つのが早いこと!早いこと!!
20分や30分はあっという間で、1時間や2時間くらいでもそんなに長くは感じず、いつの間にか何時間もパソコンをやっていたということもよくあると思います。

注意したいのが、この様に時間の感覚がマヒしてしまい、知らないうちに長時間、同じ姿勢で作業をしてしまい、それが毎日繰り返されることでお身体のトラブルが発生してしまうという点です。

画面を見ている眼も同じで、眼の中にあるレンズの絞りや開きも、眼の中の筋肉の作業です。
時々、パソコンの画面から目を離し、窓の外にある山など、遠くのものを見る様にするのも眼の疲れ予防には有効です。

 

ワークの合間での運動

車の運転を長時間する様なお仕事でも然りなのですが、筋肉が同じ長さであり続けることがトラブルの原因なので、時々、立ち上がって少し歩いてみるとか、背伸ばしなどの簡単なストレッチを行なうなどの、筋肉の長さを変化させるための、ちょっとした心がけが必要だと思います。
このようなチョコチョコしたお身体のお手入れを、できれば30分に1回は取り入れてみるだけでも、やってみるのとやらないのとでは、長い目で見ると大きな違いになってお身体の調子として現れてくるものと考えられます。

その際、時間感覚のマヒが起こることを想定して、あらかじめ、タイマーなどでお手入れタイムを設定するのもひとつの手だと思います。

かくいう私もこのブログを書きこんでいる今、すでに30分以上が経過しようとしています。

イスから立ち上がって、少し歩いて簡単なストレッチをやって・・・、約30秒から1分かからないくらいのごく軽い運動ですが、ちょっと体がすっきりしました。

オフィスワーカーの方々は、パソコン作業時の体調管理に工夫が必要ですね。
私の整体院に見えられている患者さんで、デスクワークする時のイスを1時間だけバランスボールに変える様にしただけで、腰痛が軽くなったという方もいます。

ポイントは、下半身の筋肉の長さを変化させたり、上半身を軽く伸ばしてみたり、パソコンの画面から目を離す時間を、ほんの少し、30分に1回くらい作ってやること、それを実践することだと思います。

当院のオリジナル手技、ハンズオンセラピーはこのようなオフィスワークによる筋肉の疲れ、トラブルに対して大変有効であり、すでに体調管理の一環としてご利用いただいている方も多くおられ、好評を得ております。
これからもオフィスワーカーの方々の体調管理のひとつとして、お役に立っていきたいと思います。

オフィスワークに携わる皆さん、少しの工夫で自分の体調をしっかり守っていきましょう!

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