092-883-1880お問い合わせ

※完全予約制につき、事前に必ずお問い合わせください。
また、営業電話は一切お断りしています。

院長ブログ

院長ブログ

前十字靱帯の再建術から1ヶ月 ★ スポーツ障害 ★ 福岡市西区早良区の整体院 ハンズオンセラピージョウ

前十字靱帯と半月板の手術から1ヶ月と8日が経過しました。

病院でのリハビリは週3回、出来るだけ頑張って通うようにしています。
現在、左膝の曲がりは120度位、日常生活での歩行は問題ない位に回復しています。

理学療法士の先生によると、膝の屈曲はこの時点では早い方だと言われました。
しかし、太もも前側の筋肉の収縮時の張りはまだ弱く、この点はもっと頑張るようにとのことです。

手術した箇所の損傷箇所の組織回復、瘢痕(傷跡)の癒着の緩和、術後、固定していた膝周辺の筋肉の拘縮の緩和が当面の目標ですが、今後は、これに加えて運動種目への復帰を目指して筋力トレーニングが加わってきます。

病院でのリハビリ以外に、自宅での筋トレや筋肉のケアがすごく大切であるとのことです。

私の場合、指導されたリハビリ以外に自分の手技で手術後の筋組織の回復を目指して、自身で手技を施してその経過を観察しています。

手術にて靭帯を採取した半腱様筋の拘縮(緊張、硬化)は著しいものがあったのですが、オステオパシーの筋膜リリースが大変有効でした。
持続圧を加えると、カチカチになっていた筋肉がスーッと緩んでいきます。一旦、弛緩に成功するとその後に極端な戻り現象も少ないようです。

オステオパシーのページはこちら

 

オリジナル手技であるハンズオンで太ももの裏、膝周辺を施術してみると、意外な個所に反応が現れます。
私の場合、外側広筋にも拘縮があって、その箇所が施術中はジーン、ジーンと疼く様に反応します。
この部位の拘縮は手術以前に3回位、肉離れ(筋断裂)の経験があり、今回の手術以前からのもののようです。
その疼きが軽くなると、筋肉の硬さが緩和します。

ハンズオンのページはこちら

 

組織の回復を目指して、地道な作業を根気強く続けなくてはなりません。

再建した代用組織としての靭帯は、3ヵ月後あたりから少しずつ強度が備わってくるとのことで、それまでは手術した靭帯を育てて行くつもりで決して無理をしないようにと指導されています。

大腿骨と脛骨に穴を開けて、そこに代用靱帯を通して固定してあるので、骨組織が再生されて隙間なく靭帯が固定されるようになるのと、靭帯そのものに毛細血管などの組織が付着して代謝が始まって、そこから靭帯として本来の強度が備わってくるのにはまだしばらく時間が必要となる様です。
それまでに余計な負担をかけてしまうと、せっかく再建した靭帯が伸びてしまったり、最悪の場合、再断裂しかねないとのことで、これはビビッていていいところで慎重に取り組んでいかねばと思います。

術後、半年もすると痛みや不安もなくなってそれなりに動ける様になるらしいのですが、手術を受けた高校生が、もう大丈夫そうだ!とばかりにいきなりクラスマッチなんかに参加すると、予期しない動きで断裂してしまうケースがままあるとのことです。

そんな話を聞かされて、今は結構ビビって慎重になっています。これから先も「このままビビりまくっていてくれ!」と自分自身に言い聞かせています。

今回の手術とリハビリは、治療家としての私をより一層高めてくれる貴重な経験になるものととらえています。

転んでもただでは起き上がらない!

完全回復する頃には治療家としてひとまわり成長した自分がいるでしょう!!

TelMailAccess