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院長ブログ

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前頭骨! ★ うつ ★ 福岡市西区早良区の整体院 ハンズオンセラピージョウ

前回、横隔膜の緊張がメンタルに影響すると云った事を書きこみましたが、今回は「うつ」について考えてみたいと思います。

原因もないのに、やる気が出ない、何をやっても楽しくない、面白くないという症状は「鬱(うつ)」と呼ばれます。

 

セロトニンの減少

原因は脳内ホルモンであるセロトニンの分泌低下であるとされます。

セロトニンはノルアドレナリン、ドーパミンと並ぶ三大神経伝達物質と言われています。
ノルアドレナリンは神経を興奮させる作用があり、意欲、不安、恐怖と言った感情、精神状態と深い関係があり、ドーパミンは快感や意欲に関係すると言われます。
セロトニンはノルアドレナリンやドーパミンの暴走をおさえ、心のバランスを整える作用があり、心身の安定や心の安らぎに関与すると言われていて、人間の精神活動に大きな影響を与えるとされます。

 

日光浴によるセロトニンの向上

セロトニン低下の原因としては、ライフスタイルの問題があります。
日光を浴びるとセロトニンは活性化すると言われており、日照不足になるとセロトニンが低下する可能性があります。
日光を浴びるということは眼で紫外線を見るということでもあります。
昼夜逆転の生活は紫外線を浴びる機会が少なくなり、セロトニン低下に陥りやすくなります。

そこで、うつ傾向にある人はまっ先に生活のリズムを朝方に変えて、太陽の出ている間に少しの時間でもいいから外で過ごすことが必要です。

以前、テレビの健康問題をとりあつかった番組で、南国育ちの人が北国に転勤になってから半年くらいでうつ病になってしまったという事例を取り上げていましたが、原因は北国の冬はほとんど曇り空でドンヨリしており、生まれ育った南国に比べて紫外線を浴びる機会が減ったためと言われていました。
治療法としては、人工的に紫外線を作るライトの下で1日に1~2時間くらい、本を読んだりして過ごすことで症状が改善されたとのことです。

先程、少しドーパミンのことをお話ししましたが、ドーパミンはやる気や達成感のホルモンと言われ、脳みその前側、前頭葉にその神経が多く分布すると言われています。

 

パソコンやテレビによる影響

パソコン等の画面を長時間見ていると、前頭葉に何らかの影響があると思われます。

以前、家内がパソコンで建築関係の図面作成を行なうCAD(キャド)の仕事をしようとしていました。
技術を身に付けて、いざ現場で働くことになりました。
1日8時間くらいパソコンに向かい合う仕事をすることになったのですが、1ヶ月位してのある日のこと、「おでこのあたりがモヤモヤして気持ち悪い」と言って仕事を早退して帰ってきました。

すぐに施術してあげたのですが、頭蓋骨を診ると、おでこ、前頭骨が異常に固く、重くなっていました。
オステオパシーの頭蓋仙骨療法で、前頭骨リフトというテクニックを用いておでこの固さを取り除くと、スッキリした様で症状が解消しました。
しかし、仕事を始めると1ヶ月くらいで同様の症状が現れ、再度施術をする、といったことの繰り返しになり、結局、CADの仕事は辞めました。
しかし、家内が勤めていた職場で他の人でもその様な症状が出ていたかと言うとそうではなく、その人の体質によるようです。

その後、家内は治療家を志し、現在に至るのですが・・・・。

次に私の経験ですが、深夜にテレビを見ようとしたのですが、家内が近くで寝ていたので迷惑かけちゃいかんと思い、イヤホンを付けて見ようとしたのですが、その時、ウォークマン(なつかしい・・・)用のコードの短いイヤホンしかなくて、それで、かなり画面から近い距離でテレビを見ていたのですが、1時間くらいすると、おでこのあたりがモヤモヤして何とも不快な症状が現れて来ました。
これはヤバいと思ってすぐに横になったのですが、明け方くらいまでおでこのモヤモヤは続きました。

家内と同様の症状だったのだと思います。

現在、パソコンやテレビの画面は液晶になっており、電磁波など、人体への影響は軽くなっていると言われています。
しかし、経験上、何らかの影響があることは否定できず、長時間パソコンに向かうお仕事をされている方は、その人の体質によっては前頭骨に何らかの反応が出るのではないかと考えられます。

 

前頭骨リフト

実際に、うつ的な症状で当院を訪れる患者さんは、前頭骨が異常に固かったり、重かったりします。
先述の頭蓋仙骨療法のひとつ、前頭骨リフトという前頭骨を5グラム圧で少しずつ持ち上げる手技を行なっていると、おでこから「ベリベリッ」という音が出て、患者さんも驚いたけれど私も驚いたことがありましたが、その後、うつ的な症状が大きく軽減していかれた方もいます。

前頭葉はドーパミンの分泌と関与すると言われますが、それが、セロトニンの分泌にも関係あると思われます。

当院、ハンズオンセラピーでは、うつ的な症状の方に対しては、横隔膜や首の筋肉の調整はもとより、前頭骨の調整を必須としております。

ライフスタイルの見直しと同時に、前頭骨の調整によって症状の緩和を目指します!

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