092-883-1880お問い合わせ

※完全予約制につき、事前に必ずお問い合わせください。
また、営業電話は一切お断りしています。

院長ブログ

院長ブログ

夏場の筋肉トラブル

連日、暑い日が続いています。
福岡でも連日30度を超える猛暑日が続き、外を出歩くのも大変です。

このような猛暑の中、腰痛や股関節痛などの症状で見えられる方が増えています。

冬場の寒冷期とは異なる筋肉のトラブルが起こってしまい、痛みの原因となってしまっているケースが多く診られます。

 

ナトリウムの低下

大量の汗をかくと、水分とともに塩分(ナトリウム)が失われ、血液中の塩分(ナトリウム)濃度が低下し、筋肉の収縮に必要な塩分(ナトリウム)が不足することにより痙攣が起こる場合がありますが、手足のつり、こむらがえりといった症状以外にも腰痛、筋肉痛、関節の痛みが発生してしまいます。

 

スポーツ等の運動に取り組んでいても激しい発汗によって筋肉がつったり、ひどい場合は肉離れなどの激しい筋肉の損傷が起きますが、日常生活においても冬場に比べて毛根は開いているので水分は少しずつ体外に出ていきやすくなっており、ここに外出等でそれなりの発汗が加わり、体内の水分量の低下、それと同時に塩分濃度の低下が起きてしまいます。
そこにささいな動作による筋収縮が筋拘縮となってしまい、痛みや関節の動きの制限の原因となります。

 

なので、熱中症の予防としてのこまめな水分、塩分の補給は筋肉のトラブルを防ぐための手段にもなります。

それでも症状に見舞われてしまったら、発痛部位とそこに関連する筋肉の拘縮を速やかに解消し、正常な筋収縮の回復を促してあげることが症状の重症化を防いでくれる手立てになります。

手足がつるような症状が現れているようでしたら水分摂取と適度な塩分の補給を行ない、痛みが発生してしまっているようであれば、筋膜リリースで筋拘縮を速やかに解消し、正常な筋肉の収縮を取り戻していく必要があります。

まだまだ暑い日が続きます。
熱中症の予防は筋肉トラブルの予防にもなります。しっかり対策をしながらこの夏を乗り切っていきましょう。

TelMailAccess