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院長ブログ

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肝臓とストレス

肝臓について色々とお話ししてまいりましたが、今回は肝臓とストレスについてのお話です。

 

アドレナリン

人間はストレスを感じると副腎からアドレナリンが分泌されます。
アドレナリンは筋肉中に大量の血液を送り込み、身体の状態を瞬時に運動に適した状態、活動しやすい状態に変えてくれます。
わかりやすく言うと、身体を戦闘状態に変えてくれるホルモンと言えます。

 

コルチゾール

同じように、ストレスを感じるとコルチゾールというホルモンが副腎から分泌されます。
コルチゾールはストレスによる脳の機能低下を防ぎ、血糖値の低下を防ぐと言われます。
やはり、ここぞという時に必要なホルモンと言えます。

しかし、アドレナリンもコルチゾールも体内で利用されたら、その後、毒性の強い物質に変容し、その解毒、分解のために肝臓は働かされます。

どちらも生きてくためには必要なホルモンなのですが、別名を「ストレスホルモン」と言われており、過剰に分泌され続けると肝臓に負担をかけると言われています。

また、内臓が働いてくれるのは主に睡眠をとっている時間であり、副交感神経のスイッチが入ってくれることで筋肉による運動、活動のための機能は抑制され、その代わりに内臓が思い切り働いてくれるようになるのですが、ストレスがかかり続けると眠っている間も交感神経が働き続け、内臓が十分に働けなくなってしまい、やがて疲労して、特に肝臓はオーバーワークに陥ってしまい、お身体における様々なトラブルが発生すると言われます。

このように肝臓に対するストレスの影響は諸説ありますが、当院で施術させていただいている中で、肝臓がストレスによって疲れて硬くなったりするといった現象はいやというほど確認されており、ストレスによる倦怠感、体調不良、そして、肝臓由来による体性機能障害は否定できない事実となっております。

そして、ストレスによって落ち込んだ身体の状態が精神的にも負荷をかけてしまい、そのことがさらに身体にとって負担となってしまい、そして、精神的にも負荷をかけてしまう・・・、このような悪循環に陥ってしまっているケースも少なくありません。

特に現代のようなストレス社会においては肝臓は休むヒマもないほどに働きっぱなしで、常に疲れやすい環境に置かれているのかも知れません。

精神的なストレスは飲酒や睡眠不足に匹敵する、否、それ以上に肝臓にとっての大きな負担になりかねません。

 

肝臓マニピュレーション

肝臓マニピュレーションは肝臓の疲れを速やかに回復させ、肝臓本来の働きを取り戻させてくれます。

私自身も疲れを感じたら、自身ですぐに肝臓を施術して体調のいち早い回復を心がけております。

肝臓マニピュレーションによって、ストレスからのすみやかな回復、そして、より元気に生活することのできるお手伝いをしていきたいと思います。

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