院長ブログ

4月に入ってすぐ、お休みをいただいて前々から行ってみたいと思っていた雲仙に行ってきました。
向かった先は「雲仙地獄めぐり」。

 

立ち昇る湯けむりと、白く変色した岩々は地獄の景色そのものです。
色々な地獄があって、それぞれに由来があるようです。

 

八万地獄。
人が悪行の果てに落ちる地獄。

 

お糸地獄。
密通の挙句、夫を殺してしまったお糸が処刑された後に噴出したのでこの名前が付けられたとのこと。家庭を乱すと地獄に落ちるぞ、との戒めの意味があるとのことです。

 

泥火山。
火山ガスによって溶けた岩石が白い泥となって火山のような形を造っています。

 

邪見地獄。
邪見とは、人をねたむみにくい心のことで、邪見を捨てる場所という意味があるらしいです。

 

大叫喚地獄。
噴気口から聞こえてくる低温の「アー、ウ―」という音が地獄からの叫び声や喚ぎ声のように聞こえるのが由来です。

 

清七地獄。
隠れキリシタンだった清七が処刑された後に噴出したので、この名前が付けられたとのことです。

 

「雲仙地獄」
〒854‐0621 雲仙市小浜町雲仙320
☎0957-73-3434

地獄めぐりを堪能し、次の目的地に向かいます。
（つづく）