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副院長ブログ

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バレエ整体★福岡市西区早良区の整体院 ハンズオンセラピージョウ

 

私がバレエ専門の整体を真剣にやってみようと思ってまだ2年と少しですが、色々と分かってきたことがあります。

 

腸骨筋と横隔膜

うちの施術の特徴として、どんな症状に対しても最初はお腹の奥にある腰の筋肉、腸腰筋と横隔膜をしっかりリセットしていきます。
この部分が固くこわばったままだと、例え一時的に患部の痛みを取ったとしても又時間が経つと元の状態に戻ってしまうからです。

バレエは特に体幹、つまり身体の軸がしっかりしていないと出来ない種目であります。
その軸を自分なりに感じて掴む事が大切なのですが、その主な筋肉が腸腰筋だと思っています。
腸腰筋とは、お腹の奥にある腰の前側の筋肉である大腰筋と腸腰筋の総称です。

よく「ピルエットが綺麗に回れるようになりたい!」と言われて見えられる方がいらっしゃいますが、ピルエットこそバレエの集大成だと思っています。
身体の歪みや痛みを取り去るにも、バレエで怪我知らずでしなやかに踊るにも、腸腰筋の大切さを痛感して、私自身この部分の筋肉の状態を整える研究をやり続けてけていこうと思います。

例えばですが、今私が通っているバレエスタジオでは、その月によってテーマがあり、丁度、今が腸腰筋なのです。
腸腰筋はインナーマッスルのひとつなのですが、なかなか意識して使いこなすことが難しい筋肉のひとつです。

骨盤が少しでも前後に傾いてしまうと、まったく違う筋肉にシフトしてしまい、太ももの前の大腿四頭筋や殿部の筋肉をむやみに発達させてしまい、バレエだと最終的には膝や腰に負担をかけて故障してしまっているケースも多いようです。

また、大腰筋はストレッチをかけようとしても、なかなか難しい部分です。
単純に腰を反らせたり、ブリッジなどでストレッチできそうなのですが、そこに到達する前に太ももの前が硬かったり肩関節や肋骨周りが硬かったりすると、その部分が邪魔をしてしまい大腰筋には届きません。

しかし、真っ先に大腰筋を含む腸腰筋をほぐさなければなりません。
そこで、当院のオリジナル手技であるハンズオンセラピーの得意とする施術によって、時間をかけて解放していきます。

最初はすごく時間がかかることもあります。
こわばりが強い人ほど、正直、時間はかかります。
しかし、一度ほぐれてしまえばそう簡単には元には戻りません。

バレエをしている方々は、常にアラベスクやアチチュードなどで腰の伸縮運動をしっかりやっているので、何もしていない人よりも改善が早いです。

 

自然にアンディオール

大腰筋を施術している最中の方から「なんだか勝手にアンディオールになってきてる!」などの声も届いています。

 

これは大腰筋の始まりが腰椎であり、腸骨筋と合流しての腸腰筋としての終わりが大腿骨の内側である小転子であるからです。

この部分が硬くこわばってしまうと、アンディオールとはまったく反対側に引っ張られてしまいます。
この部分が緩むことで、こんなにも楽にアンディオール出来るこということを実感してもらえます。

腸腰筋の施術は高い集中力が必要とされ、かなり根気のいる作業になります。しかし、絶対に外すことのできない箇所で、やれば確実にほぐれていきます。

発表会やコンクール前にオーバーワークで硬くなった部位もひとつひとつ丁寧にほぐしていきます。
そうすることで、身体の均整がとれて首や腰や膝の負担が軽減して痛みが緩和します。

身体の均整がとれると、全身の無駄な力が入りにくくなるので、以前より楽に回れるようになったとか、プリエがし易くなったなどのお声も頂いております。

私の場合、たまたまバレエに興味を持ち、続けている内にもっと上達したいと思うようになり、自分の身体の癖やこわばりを改善してもっともっと上手になりたいと思うようになりました。
その際、整体で得た身体の仕組みに対する知識や経験が、大変、役に立っています。
そして、私自身がバレエに真剣に取り組むことが、整体師としてバレエを志す多くの方々の怪我をしない身体づくりに貢献していく上で少しでもお役に立てるようになるとも考え、日々の研究と追求が私の課題であり楽しみにもなっています。

バレエ専門に特化した整体をご希望の方、是非一度、当院の施術をお試し下さい。
バレエに取り組まれる皆様のご来院を心からお待ち致しております。

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