私のアトピー体験記・その4★食生活の改善と施術
私の皮膚炎が糖質過剰とグルテンの過剰摂取による腸のトラブルと、横隔膜変位による支配神経由来の副腎の機能低下によるのではないかと考え、甘いものや小麦粉の摂取を控えることと自身への施術を試みました。
症状が出始めたのが今年の1月初め、症状が特にひどくなってきたのが3月以降です。
これくらいは大丈夫だろう、と5カ月間甘いものを普段以上に食べ続け、食生活の問題に気が付かずにリーキーガットが進行してしまい症状が悪化して、これに対して食生活の見直しは4月に入ってから、私自身の施術を開始したのは4月11日からです。
食生活は甘いものや小麦粉食品を完全に断つのではなく、以前くらいの内容に戻しました。
極端な制限はその反動、リバウンドの恐れがあるからです。
気持ち、甘いものや小麦粉食品は控えるけれど、ガチガチに遠ざけるものではなく、食べすぎないように気を付けるというものです。
施術は横隔膜に対する施術で副腎の支配神経の問題を緩和させることと、腎臓に対する施術で副腎の疲労回復を促すことを目的として行ないました。
横隔膜をねらったハンズオン、以前のブログで記事にしたことのある腎臓に対するハンズオンで副腎の回復を目指すというものと、横隔膜をねらった筋膜リリースとストレッチを行ないました。
最初の写真はあまりに皮膚炎がひどかったので、家内がたまたま写真に撮っておいてくれたのですが、ピークの時はこれ以上だったと思います。
以下、経過を写真に撮って記録しました。
4月8日
4月22日
4月29日
週ごとに症状が軽減していき、このブログを書いている5月4日時点では皮膚の炎症はほぼ消去し、痒みは首にわずかに残っている状態となりました。
私の場合は急性で、食生活の見直しをしなければいかに施術をしたとしても症状の改善はなかったでしょう。
現在、57才であることを考えると年齢と共に身体の中の様々な機能も変化してきており、デトックス能力も若い頃のようではないでしょうし、特に食生活は食べたい放題ではいけないことを思い知らされました。
今回は私の状態を見て心配してくれた方々が、デトックス効果の高い飲料水や皮膚炎に効果があると言われる飲料水を提供してくれたことも、症状の改善を目指して取り組み始めてから割と短期間で効果が発揮できた大きな要因だと考えます。
実際のところ、食生活の見直しは絶対だと思いますが、他の対策はそのどれもがつながっての成果であったのではないかと思います。
飲料水によるデトックスも皮膚炎対策として知っていることが、大きなアドバンテージになります。
今回、アトピー性皮膚炎の大変さ、辛さを身をもって体験しました。
そして、その対策としての食生活の見直しの必要性、その上での施術、デトックス対策等を理解することが出来、アトピー性皮膚炎に対しての施術、対策などに於いて、新たな知見を得ることが出来ました。
食生活に於いては飽食の時代と言われるこの時代、食べるべきもの、食べてよいもの、あまり摂るべきでないもの、食べすぎるとよくないもの等、自身の食生活には注意を払うべきだと痛感させられました。
皮膚炎が収まった現在でも食生活が少し乱れると痒みや炎症が起きそうになるので、私の場合はそれが食べているもののバロメーターになりそうです。
施術に於いては横隔膜の施術の必要性を再認識させられました。
患者様のお身体の状態によって、必要に応じて横隔膜の施術をこれまで以上に行なうようになりました。
今回のこの経験を無駄にせず、これからの施術に生かしていきたいと考えます。