副院長ブログ

M.S様　女性　25才　　福岡県福岡市

◎種目
クラシックバレエ

◎種目の年数
20年くらい

◎感想
定期的に治療をお願いしていますが、その時に応じて治療方法（箇所）やアプローチの仕方を変えて対応して下さり、毎回かなりの効果を実感しています。
治療していただくことで自分の身体の使い方がどうであったのか、また改善方法についても発見があります。
身体の深層部の硬さが取れ、マッサージだけでは届かない所まで治療して下さるので今後も定期的に通い続けたいです。

◎副院長コメント
Mさんはプロのバレエダンサーとして海外での活躍の経験もあり、現在はバレエの講師をされています。
始めて来られた時は首の激痛でほとんど首を動かすことが出来ない状態でした。
肋骨や仙骨は捻転しており、特に斜角筋の拘縮がひどかったのでのですが、首を重点的に施術したところ、少しずつ首回りがリラックス出来てきたようで、呼吸が楽になってきたとおっしゃっていたのが印象的でした。
術後、首の動きはまだ完全ではなかったのですが、上下左右に動かすことが出来るようになり、痛みが軽くなったととても喜んでくれていました。
あれからもう4年になりますが、現在月に1～2回はメンテナンスに来られています。
Mさんは疲れがたまると首に症状が出やすいため、日ごろのメンテナンスでは腸腰筋や肋骨の柔軟性を引き上げた上で股関節のの可動域を広げるようにしています。
Mさんの場合はバレエをされているので腸腰筋の収縮が悪い状態だとアラベスクの時など、上半身に過度な力が入りすぎてしまうことが斜角筋の拘縮につながっているのではないか考えているからです。
これら以外にも過去に膝の手術をされているので、時々、確認される仙骨変位にも気を付けています。今後は頭蓋仙骨治療（C・S・T）も取り入れながら、頭蓋骨と顎関節の可動域を確保させることで更に首の状態を引き上げていきたいと思います。