院長ブログ

Ｙ.Ｈ様　男性　17才　高校生　福岡市早良区

 

◎お困りの症状
全身の疲れ、うずき、虚脱感（85％回復）/背中の痛み（80％回復）/記憶力、集中力の低下（まだまだ）/朝起きられない（10時過ぎ→8時半,光療法による効果も）夜中に目が覚める（今一番困っている）/冷えによる深部体温の低下で動けない、眠い（春になったためほとんどその症状は出ないが来冬心配）

 

◎感想
高校2年生の1月から春休みまでの約3ヶ月間、慢性疲労症候群によく似た症状に苦しみ、ほとんど学校に行けませんでした。
九大病院では起立性調節障害と診断されましたが、原因も含めて詳しいことは医師にも説明してもらえず、精神的にも相当参っていました。
朝風呂、足湯、散歩、食生活、光療法、呼吸法などで自分でできることは調べて、母の助けも借りて実践していましたが効果は今一つ。頼みの綱だった前の整体も改善につながらなくなり、新たに脊柱に激しい痛みが生じ、心身共に崩れかけていた3月の頭にここへ来ました。
家から比較的近く、カイロプラクティックではない城先生の整体を母がネットで見つけてくれました。
病気の根本的解決にならなくてもいいから、少しの時間だけでも背中の痛みから離れて安らぎを得たい、そんな気持ちで来ました。
想像以上に効果がありました。
初回の治療の途中から、とても楽に呼吸が呼吸ができるようになり、酸素カプセルに入ったようでした。それだけで身体のダルさが半減し思わず笑みがこぼれたのがうれしかったです。
何度も通い、横隔膜、首、頭骨、肋骨の動きをよくしてもらっています。
特におなか側を治療してもらうことで、背中の痛みがおさまったのは驚きました。
4月から1時間だけですが毎日学校に行けるようになりました
今は、ここでの治療と教わったストレッチ、呼吸法や九大病院からの薬、光療法、自ら取り組む副腎疲労治癒目的のプロバイオティクス摂取などでこの病気と闘っています。
復活への希望が持てるようになった城先生に感謝します。

 

◎院長コメント
初めて当院に来られた時は、待合室のソファに座っているのも辛いようで身体を横たえていました。
高校生になってからは勉強や様々な課題で深夜まで頑張って取り組んでいたとのこと。
そんな不規則な生活がたたったのか、ある時期から一気に体調が変容して現状の症状に悩まされいるとのことでした。
全身の疲労感が強く、座っていても、横になっても辛い、きついということで、まっ先に中枢性の疲労、つまり、脳疲労の極端な状態が推測されました。
横隔膜の緊張が強く、脳へ供給されるべき酸素量の低下、首の筋肉の拘縮も強く、頭蓋内への血流量の低下も考えられ、横隔膜の緊張の緩和、頚椎周辺の筋拘縮の開放を行なったところ、その場から疲労感が軽減したようです。
初回の施術の直後から顔にも精気が表れて見えました。その次の施術の際は自分で歩いて来院されました。
脳中枢への血流量を引き上げるために頭蓋骨の施術も注意深く行なったところ、更に体調がよくなったようです。
現在、脳中枢の疲労による自律神経系の不調の改善を目標に施術させていただいております。
ご本人の症状を克服したいという意思も強く、現状を克服していくための最大限のお手伝いをしていきたいと考えております。