院長ブログ

こうすけくん　男性　4才　　福岡県福岡市西区

◎お困りの症状
肘内障に3度なってしまったので、体のゆがみをみて頂きたくて

◎感想（記事はお母さん）
初めての来院で、体を触られるのにも慣れていない為、おとなしく寝ていられるか心配しましたが、きもち良かったみたいで40分間の間 きちんとできました。
終わった後も「気持ち良かった、あんまりくすぐったくなかった！」と言ってました。
体のゆがみが取れるまで通いたいと思います。
ありがとうございました。

◎院長コメント
こうすけくんは、これまでに寝ている最中に突然、肘が外れたり、転んで肘を強く打って肘が外れてしまったりと、まだ4才でありながら、これまでに右肘を3回も脱臼したことがあるとのことです。
肘の脱臼の整復は整形外科医にとっても技術的に難しいようで、その部位の処置を得意とする専門の整形外科医に脱臼の度に処置をしてもらっていたとのことです。
それにしても度々、肘の関節が外れるとは整体の観点から見ての原因が何かあるのではないか、とのことでご来院されました。
診させていただいたところ、右の肩甲骨の位置が5cmほども下がっており、右胸部、右頚部、右肩の深部の筋肉に抱縮（緊張）がありました。
普段から肋骨の上側に歪みがあり、その部位の問題を肩や首の筋肉同士が引っ張り合うことで補正していることが推測され、そこに姿勢の問題や強い衝撃が加わる等、いくつかの条件が重なると、肘が脱臼してしまっていたのではないかと考えられます。
今後、脱臼がクセにならないようにするためには、お身体の歪みをできるだけ解消して、肩や上腕骨のねじれのない、均整のとれた状態を定着させることが必要であると考えます。
これからも、こうすけくんのお身体の状態をよりよい状態に引き上げるために、整体手技としての立場から出来る限りのお手伝いをさせていただきたいと思います。