院長ブログ

Y.S様　男性　16才　　福岡県福岡市早良区

◎お困りの症状
起立性調節障害（頭痛、ふらつき、眩暈、立ちくらみ、倦怠感）

◎感想
中学1年生の頃に起立性調節障害と診断され、ハンズオンセラピーさんにお世話になるようになりました。現在も不定期で通わせていただいております。
当時は基本的に症状が回復しやすくなるように体を整える、といった施術をしていただいていました。
その際、体のどの箇所がどのように悪くなっているのかという事と、体の状態に応じたリハビリ方法をとても分かりやすく教えていただけるので、その場所に負荷をかけないように常日頃から意識しながら生活し、しっかりリハビリもこなしていると次第に症状が軽くなっていきました。
おかげ様で高校生となった今では症状もほとんど回復し、毎日元気に学校に通えています。
ジョウさんの先生方はとても優しく、いつも患者さんの話を笑顔で聞いてくださいます。また、痛いマッサージはほとんど無いのですごくリラックスすることができ、私はほぼ毎回眠ってしまいます。
ジョウさんに通えていなかったら自分はまだ立ちくらみや頭痛に苦しんでいたと思うのですが、本当にジョウさんに出会えてよかったです！

◎院長コメント
S君は病院で起立性調節障害と診断され、座っている状態から立ち上がるとその場に立っていられないほどの強い立ちくらみ、ふらつき、めまいが現れ、強い倦怠感、頭痛、また、朝になっても起床することができないといった症状でみえられました。
当時は中学生でしたが、学校に通うこともできなくなるほど大変な状態でした。
起立性調節障害にはこれといったお薬や処置法がなく、発育途上における自律神経の問題であると言われていますが、現代医学でもその原因はいまだ解明されていません。
当院でもこのような症状でお困りの方がすでに何人もみえられておりますが、頭蓋仙骨療法が有効ではないかと思われ、脳内の血流を促進させることによって症状が軽減するようです。
また、このような症状でお困りの方に共通するお身体の特徴も観察され、それらを改善するための施術を行ない、また、必要と思われる運動などに取り組んでいただくことによって、この症状を克服できるようになるものと考えます。
S君は苦しい状況の中、自身で運動に取り組み続け、症状を克服されたひとりです。
施術はご本人の回復を手助けするための有効な方法のひとつですが、患者様ご自身の前向きな努力なくしては克服できない症状であると思います。
現在は高校生になって、症状もほぼ現れなくなったようですが、ご自身のお身体と向き合うことことになったこの経験が今後に生かされることを希望するところです。