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院長ブログ

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頭蓋仙骨療法 ★不定愁訴★ 福岡市西区早良区の整体院 ハンズオンセラピージョウ

ハンズオンセラピーはオステオパシー療法をベースにしたオリジナル手技療法です。

オステオパシーとはギリシア語でオステが骨、オパスが病気、治療を意味するので「整骨医学」と意訳されることもあるそうです。その技術体系の総称ですので、単独の技術の名称ではありません。

オステオパシーの中には、カウンターストレイン、マッスル・エネルギー・テクニック、筋膜リリース、頭蓋仙骨療法(クラニオ・セイクラル・セラピー)、内臓マニピュレーションなどといった革新的な技術体系がいくつも存在します。
骨格の矯正に止まらず、筋肉、筋膜、頭蓋骨、脊髄硬膜、内臓といった人体の主要な構成組織に安全、かつ効果的に働きかけることが可能となっています。

 

頭蓋仙骨療法

私自身、それらの手技の効果に驚愕しながら施術していた記憶がありますが、特に頭蓋仙骨療法は頭蓋骨を調整することで、脊髄を覆っている硬膜という身体の中の深部組織に働きかけるので、ある意味、特異な技術と言うことができます。

頭蓋骨は何枚かの骨が組み合わさってひとつの頭の形になっていますが、その継ぎ目の部分はギザギザで縫合と呼ばれています。

 

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頭蓋骨は動いている

脳内で生成された脳脊髄液を脊髄内に循環させるために、頭蓋骨は絶えずゆっくりと動いています。
脳内に充満した脳脊髄液が頭蓋骨の開閉によってゆっくりと脊髄内に送り出されます。
頭蓋骨がわずかに開いたり、閉じたりと動いているのですが、肉眼でとらえることもできないし、自分自身で感じ取ることもできないくらいの微細な動きです。
しかし、頭蓋骨はどのような場合でも絶えずゆっくりと動いているのです。

 

頭蓋骨のトラブル

この頭蓋骨の動きが何らかの原因でトラブルを起こすことで、お身体の不調が起こるとされます。

継ぎ目の部分、縫合の動きが硬くなると、そこにある毛細血管や細組織を圧迫したり、牽引したりして頭痛が起こります。

また、不定愁訴と呼ばれる原因不明のお身体の不調も、頭蓋骨の動きが低下することで起こるとも言われます。

めまい、耳鳴りといった一般にメニエール症候群と呼ばれる症状は、耳のある側頭骨の可動性に問題がある場合に起こると言われます。

感情や欲求をつかさどると言われる脳の前側、前頭葉のある前頭骨、おでこの骨の動きが固くなると、うつややる気の低下といった症状が現れるとされます。

頭蓋骨の動きが低下すると、脳脊髄液の循環も低下してしまうので、神経痛をはじめとした神経障害も起こりやすくなると言われます。
そもそも頭蓋骨の動きが固いということは、脊髄をおおっている硬膜というチューブ状の組織も緊張しているので、神経系のトラブルが起こりやすくなるとも言われます。

 

5グラムの施術

頭蓋仙骨療法は、わずか5グラム(便箋1枚)という実に軽微なタッチ、重さで頭蓋骨の動きを調整していきます。

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頭蓋骨の動きの改善を試みることで、縫合の可動の正常化、硬膜の緊張の解放をうながしているのです。

私の経験上、不定愁訴と呼ばれる原因不明の症状に対して実に特異な効果を発揮します。

現在、オステオパシーの頭蓋仙骨療法をハンズオンセラピーとして応用するかたちで施術現場で使いこなしていますが、その施術結果から、そのアプローチは頭蓋骨や脊髄硬膜のみならず、脳中枢にも及ぶのではないかと考えています。

頭蓋仙骨療法、ハンズオンセラピーの可能性として、次回、そのあたりをコメントしたいと思います。

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