092-883-1880お問い合わせ

※完全予約制につき、事前に必ずお問い合わせください。
また、営業電話は一切お断りしています。

院長ブログ

院長ブログ

アレルギー★アトピー性皮膚炎★ぜん息★鼻炎★福岡市西区早良区の整体院 ハンズオンセラピージョウ

アレルギー⑦

当院にはアトピー性皮膚炎、ぜん息、鼻炎などのアレルギー症状でお悩みの方が多くご来院されております。
今回はこれらアレルギー疾患について、整体手技療法の観点から考えてみたいと思います。

身体には異物が入ってきたり、くっついてきたりすると、それを取り除こうとする免疫機能が備わっています。

例えば、鼻からほこりや花粉などの身体が異物とみなす物が入ってくると、それを身体の外に出すために、鼻水が出てきたり、咳によって体外に排出しようとします。

皮膚にほこり等の異物が付着しても、その部分に痒みがあらわれて、皮膚を掻くことで異物を取り除こうとします。

これらは自分で意識することなしに、全自動で身体がそのように反応してくれます。
そのことによって異物が体内に入ってきたり、身体にくっついてしまうという、身体にとっては好ましくないであろうことが起こることを防いでくれると云う、言ってみれば防御反応です。

この防御反応が過剰に働いてしまっている状態、免疫機能が働きすぎて、自分自身を傷付けてしまったり、苦しめてしまうのがアレルギー反応と呼ばれています。

鼻から気管に異物が入ってきたら、それを取り除くために鼻水が出てきたり、咳が出てきたりしますが、異物はとっくに身体の外に出ていったはずなのに、鼻水や咳が止まらない・・・。

アレルギー⑤

皮膚に付着した異物を、皮膚を掻いて除去したはずなのに、痒みがいつまでも続いてしまい、遂には自分の皮膚が炎症を起こしてしまうまで掻き続けてしまう・・・。

アレルギー⑨

鼻水が止まらないのが花粉症などの鼻炎、咳が止まらないのがぜん息、痒みが止まらないのがアトピー性皮膚炎です。

これらは、それぞれ別々の症状ではなく、原因は全て共通していると言われています。

人によっては、あるアレルギー症状が無くなったかと思えば別のアレルギー症状が現れ、そのアレルギー症状が収まったかと思ったら、又、別のアレルギー症状が現れる、と云った、いわゆるアレルギーマーチ(行進曲)を繰り返す場合がありますが、これは、アレルギーには共通した原因があって、それが、姿や形を変えて現れている状態と言えます。

アレルギー⑧

さて、アレルギーは遺伝や先天的な免疫疾患がその原因とされていますが、整体手技療法の立場から、その原因について考えてみましょう。

皆さんは副腎という内臓のことをご存知でしょうか?副腎とは腎臓の上に乗っかっている小さい臓器のことです。

imgres

この副腎からは様々なホルモンが分泌されていますが、その中でも重要なホルモンが副腎皮質ホルモンで、体内ステロイドと呼ばれています。

その役割はアレルギー反応の抑制、つまりコントロールです。

先程のような、鼻水が出る、咳が出る、痒みが出るなどと云った身体を防御しようとする反応が行き過ぎてしまうと、自身の身体を傷付けたり痛めたりしてしまうので、「もう、このくらいでいいよ」と、その反応を鎮めてくれるのが、この副腎皮質ホルモンの役割です。

この副腎皮質ホルモンがうまく出ていないと、アレルギー反応はいつまでたっても収まらず、自分にとっては苦痛となるような状態が続いても、それが収まらなくなってしまいます。
これは、副腎があまり働いてくれていない状態、つまり、副腎の機能低下が起きている状態です。

何故、このような副腎の機能低下がおこってしまうのでしょうか?

整体手技療法の観点からですが、副腎への支配神経が出ている部分の背骨、つまり脊椎に歪みや硬さがあって、その神経が圧迫されたりして、副腎が働きにくい状態になってるのではないかと考えられています。

事実、アトピー性皮膚炎やぜん息の方は背骨に側湾などの歪みがあったり、副腎の支配神経が出ているといわれる、胸椎の下あたりに椎骨の変位(ずれ)があったりします。

そこで、背骨の歪みを正したり、胸椎のずれを矯正することで、その神経の圧迫をなくして、副腎が正常に働いてくれる状態に近付けていきます。

オステオパシー療法の観点から見ると、背骨に歪みや椎骨のずれがなくても、脊髄をスッポリと覆っている硬膜という組織が緊張していたり、捻れたりしていても、このような副腎の機能低下、つまり、アレルギー反応は起こるようです。

SANY0755

この場合、頭蓋仙骨治療によって頭蓋骨の動きを調整することで硬膜の緊張を取り去り、アレルギー反応が緩和するように試みます。

頭蓋仙骨3

今から9年前、現在、小学6年生の私の次男が4歳の頃にアトピー性皮膚炎になってしまいましたが、私が施術した際、背骨の歪みが歪みが正されるに伴い、症状が軽減し、3週間くらいで皮膚炎が完治しました。

その時のブログ記事がありますので、ご覧下さい。

「次男のアトピーをハンズオンで克服!」

その後も、何人ものアトピーやぜん息の方々の施術をさせていただき、副腎の機能低下を回復させることが症状の改善、緩和に有効であることが確認されています。

ハンズオンセラピーでは、筋肉、筋膜の調整による脊椎の矯正、頭蓋仙骨治療による硬膜のトラブル解消によって、これらアレルギー症状の改善、緩和に貢献していきたいと考えます。

頭蓋仙骨療法のページはこちら

TelMailAccess