院長ブログ

H.I様　女性　15才　　福岡県福岡市

◎種目
長距離

◎種目の年数
3年くらい

◎感想
中学生の頃に1度部活を退部し、高校から再び部活を始めたため、肉離れや骨折など故障することが多くありましたが、ジョウさんに通い始めてから痛みも軽減していき、ケガすることをなくなっていきました。
痛みの原因やケアの方法を分かりやすく詳しく教えていただき日頃の練習から役に立っています。
これから改善していくことも教えていただいていて今までのひ1つ1つの不安も少なくなっていき、走ることに専念して楽しむことができています。

◎院長コメント
Iさんは高校の部活動で、陸上の長距離走に取り組んでいます。
最初は左太ももの裏側（ハムストリングス）の肉離れで見えられました。
下半身に負担のかかかり続ける競技ですので、練習以外でもケアすることが必要と思われ、施術と平行して自宅でのストレッチなども指導して取り組んでもらったところ、肉離れは改善し、腰痛や肩こりもなくなったようです。
スポーツに取り組んでいる方、特に選手として大会などを目指している方は、トレーニングによるオーバーユースによる怪我や故障をいかに回避するかが競技パフォーマンスに大きく関わってきます。
疲労蓄積によって筋肉のしなやかさが減少して、トレーニング中の筋膜損傷が起こることは極力避けたいところです。
陸上はより高い均整さ（バランス）が要求される競技であると考えられます。
面白いことに、Iさんの施術を重ねるうちに筋抱縮（筋肉が硬くなっている状態）を起こしている場所が減っていき、それに伴い、右足と左足の筋肉の筋肉量、つまり太さにも変化が現れはじめました。
左側のハムストリングス、ふくらはぎが発達してきて、それに追いつくように右側が発達してきて、最終的にバランスのとれた筋形態に近付いていきました。
これは、身体の外側に現れているバランスが調整されただけではなく、身体の中、内部での筋肉状態のバランスが整って、運動に必要な筋肉の出力バランスが調整されたことによる現象であると考えます。
これは同じトレーニングでも、身体の均整によって筋肉の刺激の受け取り方、それに伴う、強化発達の仕方にも違いがあることを示しています。
バランスのとれた筋肉状態はタイムの向上など、運動パフォーマンスを左右するだけでなく、怪我や故障の少ない競技生活を支える基本でもあります。
これからも、Iさんが怪我や故障に悩まされることなく、陸上競技に取り組んでいくことができるようにお手伝いさせていただきたいと思います。