院長ブログ

N.M様　女性　51才　自営　福岡市早良区

◎お困りの症状
パニック発作、消化器不調

◎感想
オステオパシー療法にて、偏頭体へのアプローチなど 最初の一ヶ月くらいは毎週通わせて頂きました。
通うたびに穏やかに回復していき、頭蓋の動きが全くといっていい程鈍かったのが 先生の手の動きに合わせて動いているのを自分でも感じとれるまでになりました。
パニック発作も心療内科で薬を処方されていましたが、薬を飲むのも忘れるくらい調子も良くなり発作も次第になくなってきました。
今では心療内科も卒業でき、終わりの見えない恐怖からも解放され先生には感謝の思いで一杯です。
施術中も先生に悩みを話したり、世間話につき合って下さり、お話の中で潜在意識に落とし込んでくださるような感じで、自分の考え方や身体が変化していきました。
本当に先生と出会えて幸運でした。ありがとうございます。

◎院長コメント
Mさんは、不安に襲われると動悸、吐き気、腹痛、胸の疼き、のどがつまる、舌がしびれる等といった、いわゆるパニック発作でご来院されました。
横隔膜の緊張を緩和させることで呼吸を安定させ、頭蓋仙骨療法によって脳内の血流を促進させることによって、脳の扁桃体の過剰な反応を抑制し、不安に襲われた際のお身体の過剰な反応を緩和させること、又、その様な成功体験を積み重ねることによって、脳内の体験情報が何回も上書きされていき、過剰な反応が緩和されていくものと考えます。
初回の施術後に強い発作が表れたようですが、お身体の中で何らかの変化が起こっていたものと思われ、5回目の施術後より、発作が表れなくなりました。
Mさんは明るく前向きな方で、施術による反応も前向きにとらえてくれていたようです。
その後、比較的、短い期間で症状が緩和していったのも、ご本人に元々備わっている回復能力を引き出す力がMさんにはあって、私はその回復能力を引っ張り出すお手伝いをさせていただいたようなものと考えます。
更に症状が緩和して、発作が表れない状態を定着させていくことを目標に施術させていただきたいと思います。