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院長ブログ

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歯科治療と整体手技療法

 

顎関節に関わる症状

顎関節に関わる症状として、顎の痛み、口が開けにくくなる開口障害、頭痛、めまいなどが挙げられます。
整体手技療法の立場からすると、顎関節に関わる顎の筋肉のトラブルが真っ先に想定されます。

 

顎関節の動き

顎関節には顎の開閉と前後左右のスライドがあります。
垂直方向の動きと、横方向の動き、前後方向の動きがあり、これがミックスされて3次元的な特有の動きを行ないます。

その動きに関わる顎関節の筋肉として、筋、内側翼突筋、外側翼突筋、側頭筋があり、これらの筋肉の収縮により、食べ物をんで切断したり、すりつぶしたりすると云った咀嚼がなされますし、話をする時の顎の動きも形成されます。

顎関節に関わる筋肉の特徴として、収縮することはあっても伸ばされるようなことはほとんどなく、縮むことのみを余儀なくされる筋肉とも言え、歯の治療などによるみ合わせの変化によっても、それぞれの筋肉の負担割合などが変化することが考えられます。

 

顎の筋肉のトラブル

そして、無意識に行なっている歯の食いしばりなどによってこれら顎関節に関わる筋肉の拘縮が発生し、やがて慢性化すると顎関節に由来する様々な症状が起こり得る可能性があります。

昼間、起きている時に行なっている歯の微妙な食いしばりもありますが、夜寝ている時に歯の食いしばりは無意識に行なっているためか、より強力であると言われます。

顎の動きとしては垂直方向に強く加圧する動きと、前後方向の動き、横方の動きがありますが、軽く奥歯をんだ状態で前後方向、横方向にずらそうとしてみると、上の歯と下の歯がぶつかりあって動きの止まる所がありますが、その動きが止まる所を押し切るようにギリギリと動かし続けるのが歯ぎしりであり、この状態が連日続くとやがて歯の根元に大変な負荷がかかり続け、歯科医療的な症状の原因となります。
このような歯の食いしばりは人間だけでなく動物も行なっているようで、口の中の感覚的、本能的な行動であり、眠っている時に起こっているので意識的に止めることは出来ないとされます。

この顎の動きは前後方向よりも横方向が圧倒的に多く、横方向の動きが8割を超えると言われます。

 

ナイトガード

そこで、夜間の食いしばりによる歯の負担を軽減させるためにナイトガードと呼ばれるマウスピースの装着が推奨されます。

ナイトガードを装着することによって、歯をんで横にずらした際の衝突を無くしてしまいます。
横にずらしてもぶつかる壁が無くなって、つるつる滑るような暖簾に手押しの状態となって、上下方向の噛みしめはあっても、横方向のスライド様の動きによって生じるギリギリとした加圧は大きく抑制されます。

そして、そのことによって生じる歯の根元のぐらつきなどは大きく緩和するとされます。

 

整体手技療法としてのナイトガードの有効性

さて、歯医者さんの立場としてはナイトガードによって歯の負担を緩和して歯のトラブルを防ぐという歯科医療としての目的がありますが、整体手技療法の立場からすると、顎の筋肉にかかる過剰な負担を緩和させて顎の筋肉の拘縮が起こりにくい状態にして、顎関節に由来する様々な症状を改善したり、予防すると云った目的のために有効な方法であると考えます。

外側翼突筋や内側翼突筋は顎のスライド様の動きに関与しており、これらの筋肉が拘縮してしまうと、顎関節のトラブルにもなり得るし、頭痛や側頭骨に由来するめまいなどの症状を引き起こしてしまうことが想定され、これらの筋肉の拘縮を手技で緩和させると同時に、就寝中に生じる筋肉の緊張を未然に防ぐ対策が必要になります。

私の経験上、手技でこれらの筋肉のトラブルを緩和させることは可能ではありますが、日常生活の中で顎の筋肉の負担を軽減させるために、歯科医療で用いられるナイトガードは大変に有効な方法です。

顎の筋肉の拘縮が生じやすい方は、歯医者さんに相談してナイトガードの使用をすることを整体手技療法の立場からも是非ともお勧めするところです。

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