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院長ブログ

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私のアトピー体験記・その1

私自身がアトピー性皮膚炎になってしまいました。

今年の元旦くらいから、ひげを剃った後にその箇所が赤くなってかゆみを伴う症状が現れるようになりました。

当初は「かみそりまけが出ているな」くらいに考えていて、2月の初旬くらいには顔面に出来たイボを取り除く手術を皮膚科で行なったのですが、その時に私の顔を見た医師からかみそりまけを指摘され塗り薬を処方されたのですが、症状は変わらず、3月に入るとひげを剃った場所以外にも炎症様の症状が現れるようになって、かゆみはひどくなる一方でした。
この時点で単なるかみそりまけではないと気が付けばよかったのですが・・・。

3月になると顔に現れていた皮膚炎はますますひどくなっていました。
折りしも紅麹サプリによる健康被害が社会問題として報道されており、実は私もこのサプリを使っており、最初は関係ないと思っていたのですが、家内の知り合いの御主人に医師の方がいて、健康被害の症例でアトピーと同じような皮膚炎も挙がってきているから、一度、ちゃんと診てもらった方がいいと言われ、内科を受診しました。

結果、紅麹サプリの主な健康被害である腎臓の問題はなく、皮膚炎との因果関係は不明だったのですが顔面に現れている皮膚炎があまりにひどかったので、医師から「強めの薬を出しておくね」とのことで、内服薬を処方されました。

薬を服用すると少し症状が軽くなって、お化けのようになっていた顔も少しましにはなったのですが、ステロイド系の強い薬とのことで、服用すると日中の眠気が強く、浮遊性のめまいが生じるようになって、結局、1週間くらいで薬を飲むのを止めました。

すると、顔面や首、肘の前側あたりに現れていた皮膚炎が、以前にも増して強く現れるようになってきました。
かゆみは非常に強くなって、皮膚を掻いたら白い粉となって皮膚が剥がれ落ち、掻いた箇所は硬質化します。

これまで何人も当院に見えられたアトピー性皮膚炎の患者様の症状と全く同じです。

掻いても掻いてもかゆみが収まらず、皮膚は赤く腫れ硬く変質して、まぶたや頬にも皮膚炎が現れるので別人のような人相になってしまい、会う人会う人、「お顔、どうしたんですか?」と聞かれる始末。

アトピー性皮膚炎がこんなに辛いものなのかと思い知らされました。

さすがに「これは何とかせんといかん」と、症状の原因を自身で考えざるを得なくなったのですが、副院長である家内と中学以来の同窓生である方が波動によるお身体の診断と治療を行なっているサロンを運営されており、以前から、当院の施術が適応であると判断された場合は患者様のご紹介をいただいていたのですが、この機会に私も受診してみることにしました。

実に興味深い検査と内容だったので、そのことは後日、記事にしたいと思います。

「ニュースキャン」と呼ばれるその検査では、副腎、腸壁、横隔膜に異常が診られました。

アトピー性皮膚炎の大きな原因として、副腎の機能低下が挙げられるのですが、副腎の支配神経が存在する下部胸椎には、家内に触診してもらった際には特に問題となるような変位は見当たりませんでした。

しかし、今回の私の皮膚炎も感染等によるものではなく、自己免疫疾患である副腎の機能低下であることは間違いありません。

しかし、支配神経の障害となる椎骨変位が見当たらないのに、何故、副腎の機能低下が起こっているのか?

考察するに、検査結果のとおり、腸と横隔膜に問題があるのではないかということに思い至りました。

(続く)

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