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院長ブログ

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膝の痛み★福岡市西区早良区の整体院 ハンズオンセラピージョウ

 

膝痛

今回は、膝の痛みとその施術について考えてみたいと思います。

膝は、太ももの骨と脛(すね)の骨がいくつかの靭帯でガッチリと連結され、その隙間には半月版というショックアブソーバーのような役割を果たしている組織があって、身体全部の体重を受け止めるために必要な構造や強度を持っています。

 

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言ってみれば、2本の柱で骨格全体を支えるという、実に重要な役割を担っているわけです。

骨格

家屋に例えたとして、もし、家全体が歪んだとしたら・・・。

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当然、柱にかかる負担は大きくなります。
つまり、膝にかかる負担は大きくなって立って行動する間は四六時中、それが続くわけですから、いかに強い構造を持つ膝の関節も、それを支える靭帯や筋肉がやがて悲鳴を上げ始めます。
それが膝の痛みです。

膝痛2

 

さて、それでは膝の痛みを解消していくためにはどうすればいいか?

 

身体全体のゆがみ

そう、真っ先に身体全体の歪みを解消していくことが必要となります。
骨格全体の不調和をバランスのとれた状態に近付けていくことが、過剰になってしまっている膝の負担軽減につながります。

膝の痛みの原因は膝そのものにあるのではなく、お身体全体の構造的な問題にあると言えるのです。

当院の施術に於いて、膝そのものに対する施術よりも、腰や肩周りといった体幹部の施術を優先するのはその様な理由によります。

軽度の症状であれば膝の施術を行なわなくても、腰や肩周りの筋肉の抱縮が緩和することで骨格全体の歪みが軽くなるだけでも、症状が大きく変化します。

これは膝以外の症状にも言えることですが、局所のトラブルを解決していくためには、まず、全体の問題からそれを正していくことが必要となります。

 

全体と局所

全体の問題を解決していくことが局所の問題解決につながるのですが、局所の問題が慢性化していて修復が困難な場合、例えば、膝であれば半月版が変形しているような場合でも、完全回復は困難であるとしても痛みは著しく緩和されます。

痛みがあると、どうしてもその場所にのみ注意が行きがちですが、全体の構造の修復がなされないと局所の問題は解消も軽減もされません。

もう少し、つっこんだ見方をしてみますと、筋肉、筋膜のネットワークによって全身は密接につながっています。そのネットワークのどこかに問題があって、ある場所に症状が現れている場合があります。
そして、想定外の場所に問題が潜んでいることも多々あります。
症状改善のためには、そのネットワークのどこに問題があるのかを探り当てることができるのかが要求されます。

それは、施術家自身の研究度と経験値によります。

通常、膝の症状は腰椎の歪みがよくならないと改善しないと言われていますが、私の経験では、首の施術や肩の施術で膝の症状が劇的に改善した症例がいくつもあります。

膝筋肉

さて、施術の現場ではお身体全体の骨格や筋肉、筋膜の問題を修復しながら、同時に局所の問題に取り組みます。
膝はいくつもの筋肉が関節をまたぐように着いており、膝を支えたり、動かしたりする役割を担っています。

膝の症状に関しては、その慢性度によって、膝周辺の筋肉が著しく拘縮しているケースがあり、筋肉そのものの拘縮が痛みとして感じとられている場合があります。
そのような場合、筋膜リリースを併用することで症状の緩和を試みます。
すると、動きにくかった膝の関節がスムーズに動くようになったり、動作時の痛みが軽くなったり、といった変化が現れます。

全体の問題を診ながら、局所の問題に取り組んでいく。

ハンズオンセラピーでは、このような抜け目のない施術スタイルで、膝の痛みに限らず、様々な症状の緩和に取り組んでいきたいと考えております。

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