腸骨筋の施術
大腰筋と同様に重要なパーツとして腸骨筋があります。
大腰筋と合流して大腿骨につながり、上半身と下半身をつなぐ重要な役割があります。
大腰筋と腸骨筋を総じて腸腰筋と呼びます。
腸腰筋の役割
腸骨筋は骨盤の前側で大腿骨とつながり、歩いたり走ったりする際に太ももを持ち上げる役割がありますが、動かないでいる時も体幹の前側を支えるといった役割も担っています。
大きく強力な筋肉でありますが、この筋肉が拘縮すると腰痛や股関節の痛みとして症状が現れます。
腸骨筋のケア
デスクワークや車の運転など、座りっぱなしでいると固くこわばってしまいがちな筋肉ですので、時々、お手入れをしてあげる必要があります。
ヨガやストレッチも有効ですし、ウォーキングやジョギングで腸骨筋を適度に使ってあげることがそのまま腸骨筋のケアになってくれます。
腸骨筋による運動パフォーマンスの向上
スポーツなどの運動に取り組まれている方にとっては、この筋肉を上手に使いこなせたら運動パフォーマンスを格段に引き上げることができる筋肉です。
鍛錬によって強化され高いパフォーマンスを実現させてくれますが、拘縮しまうと腰痛や股関節の痛みとして問題を引き起こしてしまう筋肉でもあります。
腸骨筋の施術
当院では大腰筋と同様に腸骨筋の施術も重要視しており、どのような症状の患者様であっても必ず施術させていただく部位のひとつです。
腸骨筋は下部の大腿骨につながっているあたりは触診が難しく、施術も難しい筋肉です。
なので、触れることのできる腸骨内側に付着している部位が施術の中心となりますが、当院においてはハンズオンと筋膜リリースを併用させ、更に必要に応じてカウンターストレインといった手技を取り入れることによって、より確実な腸骨筋の施術を目指します。
このようにして、あらゆるお身体の問題にかかわる部位のひとつであり、大腰筋と同様に重要な筋肉として腸骨筋の施術を全ての患者様に対して行なっており、症状の改善に貢献してまいります。